よび その23
2020年10月19日(月)~10月25日(日)
あっという間に、来年の1月31日まで100日を切ってしまった。
時間がないのを意識するためにブログにカウントダウンをつけたのに、カウントダウンを見る度に焦る、今日この頃。
あと何日しかないじゃんってなって、精神的にめっちゃ悪い。
でも、まだ時間があるからいいだろうって考えで、ここまで来ちゃったので、のんびりとした今までのペースで行くとなると、また何年もズルズルと過ごしちゃう気がする。
今更思ったんだけど、私は興味がないことはすっかり忘れるんだなぁと思った。
あれだけやったのに、というものほどごっそり忘れてる。
記憶って、自分の興味も関係するんだなと思った。
興味ないのは分かったけど、そこは割り切って覚えようよ、自分……。
いろいろな人の隣にいたけど、たった一人だけ特別な人がいた。
何が特別だったかというと、隣りにいて何もしゃべらなくてもぎこちなさを感じることはなかったし、無理に話題を振らなくてもいい人だった。かといって、その人が何か話をするわけでもなかった。
2人きりでいても大した話をしていなくて、だけど、それでいて場が持つ。それがとても不思議だったけど、その人の隣は非常に居心地がよかった。
目が合えば微笑んでくれるし、最初のうちは何か話題を提供しなきゃと雑談を振ろうとした私に「無理に話しなくていいから」と声をかけてくれた。
そう言われた時は、正直、沈黙が気まずいから無理やり話題作って話しかけてるんだよって思ったけど、その後で「人の隣にいても黙ってていいんだ」って初めて思った。
たいてい、誰かの横にいるとその人の話を聞くことが暗黙の了解としてある。なので、そういう気づかいをされたのは初めてだった。
私にとっては、人の横にいて穏やかな時間を過ごせること自体が珍しいことであって、ほぼ相手を見てるだけでリラックスできる存在っていうのは、初めてである。
多分、本人は雰囲気を作れるタイプとかじゃなくて、むしろ、意図的に雰囲気を作るのは下手なタイプだと思う。
とすると、あの人のそばにいると感じられる、穏やかさも居心地の良さも、その人特有のその人なりのものなんだろう。
私はせっかちだから、人といる時はほとんど他の人のペースに合わせるし、1人でいてもあまり落ち着けない人間なので、ゆっくりとした時間を過ごせる人に憧れる。
というか、その人のペースが私は好きなんだと思う。
その人はまるで焚き火のようで、その人のそばにいると自動的に体力や気力などが回復されていくのを感じる。
なので、付き合ってないけど、ずっとそばにいてくれないかなと思う。
もっと仲が良かったら、定期的に誘って横にいさせてもらって、こっそりと体力・気力の回復をさせてもらうんだけどなぁ……。
でも、ずっと会ってないし、もうずっと会わないのかな……?
あー、もっと仲良しになっておけばよかったなぁ……。
まぁ、今回分かったことは、人はいつ会えなくなるか分からないので、会いたいと思った人とは何が何でも友達になっておくべきだったということ。
そういう人に二度と会えるかどうかは知らないけど、今度そういう人が現れたら、恥ずかしいとか自分から声をかけるの苦手とか言ってないで、四の五の言わずに友達になっておいた方がいいですね……。