よびのブログ

資格勉強記録ブログ

よび その5

2020年6月1日(月)~7日(日)

6月に入りました。

  

このところ、授業を受けて、授業後に課題をこなして、次の日になって授業を受けて課題が増えて、それをまたこなして…の繰り返しの日々。

終りが見えない状態って辛すぎる。 

その日の課題がその日に終わらないってことはあったけど、週を持ち越しちゃって、提出日ぎりぎりに提出になってる。

休みを、休みをくださぁ…い。

 

 

岩波文庫の『日本書紀(一)』の注釈の人で家永三郎ってあるけど、この人って、家永教科書裁判の人じゃない?

 

「家永教科書裁判とは何ぞ?」という人のためにざっと説明する。

高等学校の教科書執筆者である家永三郎さんが、日本史の教科書用の

原稿を書いて教科書検定(教科用図書検定)に持ち込んだ。ここで合格すれば、晴れて教科書として売り出すことが出来る。しかし、家永さんが書いたものは不合格となった。なので教科書として販売することができなくなってしまった。

家永さんは「これは表現の自由や検閲の禁止の憲法21条に反するから、教科書検定そのものが『日本国憲法違反!』」と大激怒。日本国政府相手(文科省)に精神的損害を被ったとして裁判を起こしちゃったという事件。

 

何故ここで文科省が訴えられたかというと、

「教科用図書検定(きょうかようとしょけんてい)とは、小学校・中学校・中等教育学校・高等学校並びに特別支援学校の小学部・中学部・高等部で使用される教科用図書(教科書)の内容が教科用図書検定基準に適合するかどうかを文部科学大臣文部科学省)が検定する制度…教科書検定(きょうかしょけんてい)とも呼ばれる。(教科用図書検定 - Wikipedia)」

 

まぁ、早い話が、教科書検定文科省の大臣の元で行われてるから。

 

ちなみに、国家相手に裁判を起こすことを国家賠償請求訴訟という。

四文字熟語の長いやつみたい。

墾田永年私財法みたいで、こういうの好き。

 

さて、裁判の結果はどうなったかというと、最高裁いわく「一般図書として売れば問題なし。検閲も教科書だからやってるわけであって適正なもの」と教科書検定制度を合憲とし、家永さんの敗訴が確定した。

 

ところで、私が一番驚いたのはこの裁判が、

「初提訴より終結まで計32年を要した為、「最も長い民事訴訟」としギネス世界記録に認定された(家永教科書裁判 - Wikipedia)」こと。

世界一裁判年数が長い、ギネス記録か。

すっごくお金がかかったろうなぁ…。

 

さて、ここまでの話を父親にしたところ、

「家永さんは裁判を起こすまでは、お仕事は上手く行っていたんだよね」

…え、何その、知り合い的な言い方?

 

話を聞いたら、父親の知り合いの知り合いだったことが発覚。

世間って意外と狭いなぁ…。

いや、判例の人って意外と身近にいたんだね……。

 

 

日本書紀』の話、その2。

私は読んだことはないんだけど、『日本書紀』の中で、天皇が死んじゃったから鳥たちが分担して葬儀を行ったよという話が出てくるらしい。『日本書紀』神代下第九段正文(天雅彦(あめわかひこ)の死)

これって、マザー・グースの「Who killed Cock Robin」に似てないですか?

まぁ、似てるといえるのは「鳥たちが分担して葬儀を行ったよ」ってところですが。

あれか、こういう話が世界的に存在しているってやつの1つか。

 

ところで、マザー・グースって子供向けの童謡の総称でして。

歌詞の冒頭で「誰が駒鳥を殺したの?」って聞いて、現場の状況を把握して葬儀の分担の手配をして実際に葬儀を行うわけです。

探偵や刑事側の事情聴取と遺族側の葬儀の進行の様子を歌ってるんですよ。

それが童謡の歌詞って怖くないですか…?

 

注文はしたけれど、なかなか来なかった大學の教科書がついに来た!

そして、やらなきゃいけない課題が増えた!!

もうすでに、

「教科書が来たら、この課題をやってね❤」

という課題をいくつか出されている。

すぐ終わる課題ばかりならいいけど、大変なやつは毎回5~6時間はかかってる。比較的簡単そうなレポートでも、1時間~1時間半ぐらいかかってる。

ここで、よく聞いたセリフを置いておきます。

「オンライン授業は学校に通わなくていい分、楽になったでしょ?」

…え、えっと、どこが……?

 

オンライン授業の課題は各教科ごとにあり、教科によっては量が多すぎて非常にしんどい。

日曜日は授業がないけど、授業や課題をやり続けている反動で何もやる気がなく、ほとんど寝ている。

そんな中、オンライン授業で聞いた話。

「教務課から授業外課題を3回出してくれと言われております」

…え、えっ、えええええ??